・資産1000万貯めると人生変わるとブログやYOUTUBEで聞くけど、どんな事が変わるんだろう。
・貯める意味あるのだろうか。
そんな疑問に応えます。
■本記事の内容
・1000万円を持っている人の割合(世帯、年代)
・資産1000万円で人生に訪れる5つの変化
①貯める習慣が身につく=自分のお金の軸ができる
②精神的な余裕、お金の不安の軽減
③チャレンジできる(転職、独立、起業、学びなおし)
④投資で大きく早く増やせる(FIREが現実のものに)
⑤幸せとはお金じゃないと気づく(キレイごとではなく)
この記事を書いている「くま達磨」は平均年収サラリーマンですが、7年をかけて、約1500万円の資産を蓄えることができました。
その経験を踏まえて、
「資産1000万円」で人生に訪れる5つの変化について書いていきます。
1000万を持っている人の割合(家計の金融調査)
まず初めに資産1000万円以上保有者の立ち位置について見てみましょう。
1000万以上を持っている人の割合は下記の調査の通りとなっています。
□単身世帯
「家計の金融行動に関する世論調査2021年」
20代:2.9%
30代:10.9%
40代:20.3%
50代:24.2%
60代:36.8%
調査の結果を見ると、貯める期間が長くなる為、年代が上がるにつれ、資産1000万円の保有率は増えていきます。
単身世帯で見ると、20~30代の保有率は2.9%、10.9%なので、かなり少数派となっています。資産1000万円以上持っていれば、20代~60代で上位約30%に入っています。
このように資産1000万円を保有しているには世帯は少数派であり、全体の立ち位置としても上位であるという事になります。
シンプルにすごいですし、自信を持って良い金額だと思います。
たとえ、働く場所が世間から底辺だと言われよーとも、学歴がなかろーが、資産エリートです。
立ち位置が分かったところで、「資産1000万円で人生に訪れる5つの変化」について具体的に説明していきます。
①貯める習慣が身につく=自分のお金の軸ができる
1000万円を貯めるには毎月10万円貯金したとしても、100か月=8年4か月ほどかかります。
その為、長期的に貯金に取り組む必要がありますし、日々の支出のコントロールが必要となります。
長期間、支出のコントロールをしていくことで「貯める習慣」が自然と身に付きます。
貯める習慣とは、家計簿を作成して、固定費や変動費を常に見える化して、常に対策を打てる状態だと思います。
我が家でもマネーツリーという家計簿アプリを使用して、家計の見える化を行っています。
そして貯める習慣が身につくと「自分のお金の軸」ができます。
「自分のお金の軸」とは何でしょうか。
例えば、自分は食事は健康の為にお金をかけても良いが、住むところにはこだわらないのでお金をかけない。とか
食費の中でも、他の食材は普通のもいいけど、コーヒーは良いものを買いたい。など
つまり「自分のお金の軸」とは、自分は何が必要で何をする(買う)と幸せになるか、が分かっている状態という事です。
「自分のお金の軸」がある人は資産1000万円を超えても、自分が本当に価値を見出せるものにしかお金を使わないので、よりお金を増やすことができます。
②精神的な余裕、お金の不安軽減
資産1000万円を持つことで、精神的な余裕を持て、お金に対する不安が軽減されます。
病気やリストラなど不慮の事態の備えが出来ています。
病気やケガも医療保険にも入る必要がなく、健康保険や自分の資産で乗り切ることが出来ますし、リストラされても雇用保険&自分の資産でしばらくの間、生活していく事ができます。
職場がイヤであれば、すぐに辞めることができます。
実際に辞めないにしても、自分はいつでも上司の頭を叩いてお疲れさんと言って辞めることができると思える事は精神衛生上かなり良いです。(実際には叩きませんが)
老後の2000万円問題の不安が解消されます。
貯める習慣があり、資産1000万円あれば、充分に乗り切ることが出来ると思います。後述しますが、資産1000万円を投資すれば、資産の増加スピードはかなり早くなる為、老後の不安も解消されるでしょう。
上記の通り、資産1000万円あれば、大抵も問題やお金にまつわる不安を解消することができますので、些細な事では感情的になることもなく、冷静に対処できるようになります。
過去、私は貯金がなかった時期が長くありましたが、目の前の事しか考えることができず、余裕がなく感情的でした。資産が増えるにつれ、不安が少なくなり、精神が安定しています。
③チャレンジできる(転職、独立、起業、学びなおし)
前段で書いた通り、大抵のお金に関する不安を取り除く事ができています。
それに加えて、資産1000万円と失業保険を組み合わせれば、数年は働かなくても良い為、興味がある分野への転職や学びなおし、独立や起業なども選択肢として持つことができます。
逆に資産がほとんどなく、少なかったりするとチャレンジする事に気後れしてしまう事でしょう。
扶養家族がいればなおさらかと思います。
チャレンジする環境を作るためにも資産形成は必要です。
写真のように救命器具をつけて初めてボート(チャレンジ)に乗ることができるのです。
④投資で大きく早く増やせる(FIREが現実のものに)
資産1000万を投資すると増加スピードが速くなります。
例えば、10万円、100万円、1000万円を年10%運用で来た場合は、以下の通りとなります。
10万の場合、1万円の増加
100万の場合、10万円の増加
1000万円の場合、100万円の増加
同じ10%運用でも、投資金額が違うだけで、リターンの金額が大きく変わります。上記の場合ですと1000万を投資した場合、年間で100万円の利益がでます。
このように資産が大きいほど、お金が増えるスピードも増えていきます。
■毎月10万円を年利5%で運用できた場合
それぞれ下記の条件で毎月10万円を年利5%で運用した場合、
1000万円に到達する年月は元手が多い方が早くなります。
①元手0円→1000万円【7年】
②元手1000万円→2000万円【5年3か月】
③元手2000万円→3000万円【4年2か月】
資産1000万を超えてくると資産増加のスピードも上がり、セミリタイア達成が現実味を帯びてきます。
⑤幸せとはお金じゃないと気づく(キレイごとではなく)
幸せはお金じゃないと気づきます。
お金は上記のような様々な恩恵をもたらしてくれます。またちょっとした不幸を和らげてくれます。
ですが、資産1000万円は自分を「幸せ」にはしてくれません。
「幸せはお金では買えない」という言葉をよく聞きます。
ただ、お金を持っていない時に、この言葉を聞いても、ピンとこないし、本当の理解ができないのではないかと思います。
資産を積み上げる過程で「自分のお金の軸」を持つことで自身が何を大切にしているかが分かってきますし、幸せはお金の多い少ないで決まるものではないと気づくことできると思います。
自分の人生で何が大切なのか、どういう時に幸せを感じるのか。資産を積み上げる途中でより感じることが出来ると思います。
まずは、1万円、10万円小さな額からでも良いので資産形成を始めてみましょう。
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