・日曜日の夕方から憂鬱
・月曜日は仕事にいきたくない
・不安な気持ちを軽くしたい
・月曜日を乗り切りたい
そんな悩みに応えます。
■本記事の内容
・月曜日に憂鬱になる2つの理由
・不安を軽くする方法【実践済み】
・それでも、不安な気持ちが続くときの対処法
記事を書いている「くま達磨」は過去に適応障害と診断され、休職、その後退職。
転職後の現在では、環境や考え方を変えたことで不安なく出社できています。
これらの考え方や経験をシェアしますね。
■多くの人は、月曜日は憂鬱【あなただけじゃない】
下記のようなアンケート結果からも「月曜日を嫌い」と回答する人が断トツで多いので、月曜日にゆううつ感を持っている人、ネガテイヴな感情をいただいている人が多いと考えられます。
休み明けの「月曜日」は、気持ちの切り替えが難しく、なかなかエンジンがかからない人が多いよう。
◆ また今週も働かなければならないと思うから。(28歳)
◆ ブルーマンデー。(54歳)
お疲れ曜日は何曜日? 好きな曜日・嫌いな曜日(2ページ目):日経xwoman (nikkei.com)
月曜日に憂鬱になる2つの理由
その上で、月曜日に憂鬱になる理由は次の2パターンが考えられます。
- 仕事がイヤだ(人間関係、負担に感じる業務、長時間労働)
- 休日と平日の落差
1.仕事がイヤだ(人間関係、負担に感じる業務、長時間労働)
仕事に関する事柄、あるいは仕事そのものをネガテイヴに感じる。例えば、仕事にまつわる人間関係、業務への心理な負担や長時間労働などの労働環境等が、月曜日にゆううつを感じてしまう要因でしょう。
私もブラック企業で働いていた時は長時間労働やパワハラについて悩んでいましたし、適応障害になった時は上司、同僚との人間関係について悩んでいました。
私と同じく、多くのサラリーマンは仕事について、大なり小なり、なんらかの悩みを抱えているのはないでしょうか。
厚生労働省が発表している、令和3年度の「過労死等の労災補償状況」データを元にしました。精神障害の原因となった「出来事の類型」をグルーピングをすることで浮かび上がったストレスワースト3を、以下で紹介します。
✔労働者のストレスについて
1⃣対人関係(セクハラ、パワハラの件数を含めると断トツです。)
職場では上司、同僚など様々な人と一緒に仕事をしなければなりません。ここが多くの方が悩まれることかと思います。
特に上司との関係は重要で、上司の性格や特性によって職場の労働環境が大きく変わります。
なかには、パワハラやセクハラ、人格否定などをしてくる上司もいます。
2⃣仕事の量・質
業務の内容や業務量(長時間労働)などに不安を感じる人も多く、
特にまじめな人ほど、仕事にたいして強く責任を感じる傾向にあるようです。
3⃣役割・地位の変化
職場環境が変わるときに負担を感じる人もいます。管理職になった。部署異動をした。勤務先の住所が変わった時など、ストレスを感じてしまう傾向にあるようです。
2.休日と平日の落差
仕事では、自由にできることは少なく、上記のようなストレスがありますが、土日は職場のストレスから解放され、自分の好きな時間に好きな事ができます。
職場のストレスが多い人ほど、土日とのストレス差が大きくなるので、休み明けの仕事に対するゆううつ感も強くなるのでしょう。
不安を軽くする方法【実践済み】
僕が実践した不安を軽くする方法を曜日別に紹介します。
- 金曜日にする事(仕事にまつわる思いを会社に置いてくる)
- 日曜日にする事(不安があるなら書き出す→対処法まで書いておく)
- 月曜日を乗り切る(自分の機嫌をとる)
1.金曜日にする事(仕事にまつわる思いを会社に置いてくる)
金曜日に来週の月曜日にする事や懸念点をTODOリストやスケジュール表にまとめておきましょう。
書いておく事で、その仕事を覚えておく必要がなくなり、休日は仕事の事を忘れることができます。
そして月曜日は、TODOリストがあるのでスムーズに仕事に戻ることが出来ます。
逆にTODOリストを書いてないと、「あれをやらなければ、こんな懸念があるなど、」
頭から離れず、休日中もリフレッシュすることができません。
私は金曜日の就業前30分には上記のTODOリストを作成しています。
あとは月曜日の自分に引き継ぎ、「仕事を会社に置いてくる」イメージをしています。
休日は仕事を忘れ、リフレッシュしましょう。
2.日曜日にする事(不安があるなら書き出す→対処法まで書いておく)
金曜日にTODOリストを作成しても、どうしても頭から離れないことや
急に思い出して不安になることがあります。
そんな時に効果的なのが、
自分の不安な気持ちや不安な事柄をノートやスマホのメモに書くことです。
そうすると自分の考えが可視化され、
自身の頭の中を駆け巡っていた「もやもやとした不安」を客観的にとらえることができます。
自分がどんなことに不安やストレスを感じているか気づくことができます。
なんてちっぽけな事で悩んでいたんだろうと思うこともあるし、
そんなことは起こらないだろうと気づくこともあります。
不安の要因が分かれば、それに対する心構えもできます。
余裕があれば下記の例のように対策を考えて、あとは月曜日に淡々と実行しましょう。
【上記の例】
不安:上司に言われていた仕事を忘れていた。上司に怒られるかもしれない。
対策①:忘れていたことを月曜日の朝いちばんに謝ろう。
対策②:今からでも間に合うか確認して、すぐに対応する。
対策③:再度、起こさないように対策を考えて上司に伝えよう。
3.月曜日を乗り切る(自分の機嫌をとる)
①月曜日は楽しいイベントを予定する
月曜日に会社に行けただけで、頑張りました。まずは自分を褒めてあげましょう。
小さくても、自分にとって幸せに感じることをしてストレスを和らげましょう。
・昼食やおやつなどを少し豪華にする
・帰りにお酒を飲んで帰る、好きな書店に立ち寄る、映画を見て帰るなど
②月曜日は定時で帰りましょう
月曜日は休日のリズムを平日のリズムに合わせるくらいのイメージでよいと思います。
可能であれば、定時に帰りましょう。
③セミリタイアを夢想する(番外)
私は5年後のセミリタイアを目標にしており、
ここの会社もあと5年で終わり。目標の通過点でしかないと思ってます。
そう考えると、とても気持ちが楽です。
それでも、不安な気持ちが続くときの対処法
■休職、転職も選択肢の一つとして考える
それでも、不安な気持ちが続くときは、休職や転職も選択肢のひとつです。
私は適応障害と診断された当時は、毎朝、吐き気があり、胃が痛んでいました。
その後、傷病手当をもらいながら、約半年間の休職をして、退職それから転職しました。
ずっと、同じ場所で働いていたら、取り返しのつかない事になっていたかもしれません。
もし、不安やストレスが長く続き、つらいのであれば、私のように休職や転職も選択肢の一つとして持っておきましょう。
「ここしかない」と思わず、環境を変えるのも解決方法の一つかと思います。
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